政府紙幣と国債の日銀引き受け 2009-02-10 / Economics 16日に発表される昨年10〜12月期の実質GDP成長率の速報値は「前年比マイナス二桁」になるそうだ。予定稿を書くメディアから取材を受け、電話でかなり適当な数字を答えてしまったので、少し補足しておく。 マイナス10〜12%というのは「戦後最悪」だが、絶対的水準としてはさほど驚くべきことでもない。昨年末からの統計では、輸出額が前年比1/3減といった数字が出ている。日本の輸出はGDPの15%だから、これだけでGDPはマイナス5%だ。輸出産業が国内で調達している関連産業を加え、消費マインドの冷え込みを考えると、最終的に10%ぐらいマイナスになることは十分ありうる。ただ、これだけ急激にマイナスになるのは、おそらくオーバーシューティング(潜在GDPからの下振れ)を含んでおり、マクロ政策で(可能なら)補正する必要があろう。問題は、それが可能かどうかということだ。 普通の財政・金融政策が手詰まりになった中で、最近にわかに話題になっているのが政府紙幣だ。「アゴラ」に少し書いたように、これは「マリファナ」とか「円天
政府紙幣と国債の日銀引き受け
2月 11th, 2009
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