花咲き誇る広場は明るさを取り戻し、爽やかな風に燕が乗る。白黒コントラスト鮮やかなカササギが出窓を訪ね、街路樹のマロニエは喜ぶ子供のように一斉に青葉を伸ばす。パリを訪れるなら6月だ。 それも、音楽の日であったり、同性愛者のパレードがあったり、裏通りが蚤の市になったり、植民地を勝ち得た戦勝記念日だったりで街はお祭り騒ぎ、まさに不夜城と化す夏至の日がよい。緯度の高いパリでは、白夜に似た現象とサマータイム効果で、夜の帳が降りるのは11時頃である。 旅人の一日は長い方が良い。
長い一日
6月 22nd, 2009
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